保育所の種類は?
保育所にはどんなものがあるの?
保育所にはいろいろな種類があります。まずは大きく、認可保育所と認可外保育所です。
- 認可保育所
国の基準をクリアし、都道府県知事から認可を得た施設。厚生労働省が管轄している。費用は入所前年度の税金と年齢から計算され、保育所ではなく伊丹市に支払う。ここでいう「国」は、厚生労働省です。 - 認可外保育所
認可保育所以外の保育所。認可外と言っても、国の基準をクリアした企業主導型保育所のような施設も含まれる。
もう少し細かく分類しますと、こんな感じになります。
1.認可保育所とは
認可保育所のうち、認定こども園と地域型保育所を除いたものを指します。伊丹市が運営する公立の施設と、私立の施設があります。伊丹市のホームページのこちらで紹介されている施設になります。
2.認定こども園とは
教育・保育を一体的に行う施設で、いわば幼稚園と保育所の両方の良さを併せ持っている施設です。もともとある幼稚園に保育所機能が追加された施設、認可保育所に幼稚園機能が追加された施設、「こども園」として設立された施設などがあります。伊丹市のホームページではこちらで紹介されています。
3.地域型保育所とは
0~2歳児を対象とした保育施設。さまざまな場所で、地域の実情に合わせて保育事業を行うことが目的。家庭的保育事業(定員1~5名)、小規模保育事業(定員6~19名)、事業所内保育事業(事業所の従業員の子ども+地域の子ども)、居宅訪問型保育事業(保育を必要とする子どもの居宅)が含まれる。伊丹市のホームページではこちらで紹介されています。伊丹市にあるのは小規模保育事業と事業所内保育事業のみのようです。
4.認可外保育所
認可外保育所のうち、企業主導型保育所を除いたものを指します。伊丹市のホームページではこちらで紹介されています。施設名の下に(企業主導型保育所)とついていないものが該当します。
5.企業主導型保育所
待機児童解消を目的に国が推進する事業。ここの「国」は内閣府です。認可保育所は厚生労働省なので、同じ国でも組織が違うのです。
民間事業主が主体で保育所を設置し、事業所の子どもや地域の子どもを受け入れることができます。保育所の設備や運営には認可保育所並みの基準があり、また国からの補助も受けられるため、利用者の費用負担も少なくなっています。伊丹市のホームページではこちらで紹介されています。施設名の下に(企業主導型保育所)とついているものが該当します。昨年1年間で増えましたね!